がんの代替医療・フコイダン(カクテル療法)のことならクリニック細井皮膚科


診療のご案内
院長紹介
がんについて-1-
がんについて-2-
がんについて-3-
アンチエイジング&
キレーション治療
Dr.細井の出版物
HOME
アンチエイジング
 キレーション治療情報

がんについて-3-

日本癌学会にて発表白畑教授と共同研究製造超低分子化
必須アミノ酸他の代替医療との違い広がる可能性目に見えてわかる効果まとめ

3-1.日本癌学会にて発表

 この「フコイダン」のアポトーシス作用に関しては、すでに第56回日本癌学会、第69回日本癌学会において「コンブ由来フコイダン及びその酵素分解物により誘導されたヒト胃癌と結腸癌細胞株のアポトーシス」という論文でその作用が発表されています。また、その他「第18回糖質シンポジウム」「第69回日本生化学会大会」などでも学会発表がなされています。

 この「フコイダン」の研究の先駆けはアメリカであり、世界中で研究が進み、論文は各国合わせると100種類を越しております。特にアメリカに於いてはかなりの注目を浴びており、事実「フコイダン」の認知度は、日本国内よりもアメリカの方がかなり高い結果となっております。これはアメリカには日本よりも約7倍の癌患者が存在するという背景などもあると思います。

 いずれにしてもこの「フコイダン」は、日本やアメリカに限らず、世界中が待ち望んでいるものなのです。

△ページトップへ

3-2.白畑教授と共同研究

 今、大変なブームになっているのが「水」です。私も早くからこの水の重要性を感じ、少なからず研究を重ねてまいりました。一言で水と申しましてもいろいろな種類があります。その中でも一期は注目を浴ぴているのが「日田の天領水」です。実は、これら活性水素水の存在を解明し、医学的メカニズムの基礎を確立された方が九州大学遺伝子制御工学科の白畑教授です。「日田の天領水」のブームの火付け役としてもかなり有名な方で、一度耳にされた方も少なくないと思います。「おもいっきりテレビ」や「真相究明200X」、その他人気の健康番組に引っ張り凧で多忙な毎日を送られておられます。

 実は、私と白畑教授で、現在使用しております「フコイダン」の共同研究を始めております。臨床に於いては私が担当し、臨床の立場からの研究を重ね、白畑先生にはその裏付けとしての医学的なメカニズムの更なる解明と、一層効果を高めるための研究に取り掛かっていいただいています。今後、公的機関での臨床にも着手したいと考えています。

△ページトップへ

3-3.製造

 それでは、「フコイダン」を摂取する為に、モズクを食べればいいのか、と思われている方もおられるでしょう。モズクを摂取することは身体にとって非常によいことですので、大いに摂取されることをお勧めいたします。しかし、「フコイダン」を取り入れることが目的であれば、残念なことに、モズク自体を食べても肝心な「フコイダン」は、ほとんど身体に摂りこまれません。先にも述べましたが、フコイダンは、約4%しか含有しておらず、その上、そのままの状態では、ほとんど消化吸収されず、大半は体外へ放出されてしまいます。

 それは、人間には「フコイダン」を消化吸収する機能が備わっていない、所謂分解する酵素を持ち合わせていないということなのです。ですから、特殊な酵素を用い、モズクを分解する事によって、「フコイダン」を効率よく抽出するという技術が必要ということになります。そうでないといくらモズクを食べても「フコイダン」を取り入れる事が目的であれば、全く意味がないということになります。更に吸収を良くするために、特殊な技術により低分子化を行っています。勿論何でも低分子をすればよいというものではありませんが、体内に於いて、一番良い状態にするような特殊な技法が使われています。

 特に病気疾患を改善する事が目的でしたら、「フコイダン」を効率よく抽出した液状のものを飲用する事が賢明と考えます。

△ページトップへ

3-4.超低分子化

 最近、「フコイダン」も徐々に脚光を浴び商品化が進み、各種メーカーが製造販売されています。それでは、「フコイダン」だったら何でも良いかと言うと、これも決してそう言う訳ではありません。決定的な違いは、吸収率にあります。どんなに良い「フコイダン」を摂取しても、身体が吸収してくれないのであれば、何の役にもたたないことはご理解できると思います。例えば、すばらしい成分の健康食品があったとします。しかし、分子量が大きいために、全体の5%しか吸収できないとすると、1,000円の健康食品が50円分の価値しかないということになります。逆に、この商品の半分の成分しか入っていないものでも、100%吸収するのであれば、10倍の効果が期待できるということになります。

 このように、一番肝心なのが吸収率です。その吸収率を高めるのが低分子化いうことになります。胃腸の弱った方やお年寄りでも容易に吸収できるもの、そうではないと意味がないと言うことです。これら低分子化技法は、様々な方法があります。例えば紫外線なども低分子を促します。いりこを天火干しするとだしが良く出るのは、紫外線によって分子量が変化した結果です。お酒などは、寝かす事により低分子化しています。例えば、飴玉を口に入れ、溶かしていくと、大きければ大きいほど時間がかかります。しかし、飴玉を歯で噛んで小さくすると早く溶けます。安い酒は分子量が大きいので肝臓が処理するのに時間がかかり、二日酔いしやすいですが、高い酒は分子量が小さいために肝臓で処理が早いために、二日酔いになりにくいということになります。テレビ番組の「あるある大辞典」では、「フコイダン」は、癌の中でも胃腸や直腸癌、喉頭癌などしか効果がないといっていました。それは、「フコイダン」が、直接癌細胞に触れないとアポトーシス現象を起こさないという意味でしょうが、超低分子化された「フコイダン」であれば、肺癌、肝臓癌、脳腫瘍、乳癌など、あらゆる癌において、変わらない治療効果を上げられるということになります。これは低分子化によって「フコイダン」の吸収率が上がったという結果です。

 今後は更に低分子化の技術が進み、食品の革新が進むのではないでしょうか。

△ページトップへ

3-5.必須アミノ酸

 モズクには、カルシウムや沃素などのミネラルやビタミン、アルギン酸、ラミニン、フコイダンなどの他に、8種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。ご存知の様にこの必須アミノ酸は身体で作り出すことができないアミノ酸ですから、食物などで摂りいれるしかありません。更に、必須アミノ酸は8種類ありますが、厄介なことに8種類がバランスよく存在しないと意味をなさないものなのです。例えば7種類は充分あり、しかもバランスよく存在しても、1種類が少ない場合は、その少ない1種類の量にしたがってしか作用しません。これが必須アミノ酸の桶(おけ)理論です。そして、必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸で身体の20%である様々なタンパク質を構成するということになります。その種類は10万種類といわれ、それらをつくる設計図がDNAの役割です。ですから全てがバランスよくそろわないと人間の身体は、つくりだせないという事になります。そのバランスが揃う事は健康にとって非常に重要であるということになります。

 20世紀はビタミンの時代、21世紀はアミノ酸の時代といわれるように、今後の健康を考えるにあたって非常に重要なものであります。

△ページトップへ

3-6.他の代替医療との違い

 現在、アガリクス、メシマコブ、AHCC、プロポリスなどが、癌に対する代替療法として、非常に脚光を浴びています。代替療法とは、簡単に説明すると自然の物質を用いた副作用の少ない療法であり、西洋医学の限界を補うという意味で、医学界においても、非常に導入されるようになりました。そして、それらの物質を使うことにより、人間本来が持つ免疫力を高め、NK細胞、Bリンパ球、マクロファージの機能を高めたり、害が少ない抗生物質的な作用であったり、様々な病気疾患に応じて、様々な代替医療が実施されています。特に癌においては、アガリクスやメシマコブ、AHCCは有名ですが、それらの考えは、正常細胞、NK細胞やマクロファージを強化することによって癌細胞を攻撃させるものです。ですから、基本的に癌細胞に直接働きかけるものではありません。いわゆる癌細胞と正常細胞を戦わせるという事です。そして、正常細胞が勝てば、改善と言う事ですが、がん細胞が勝てば、死を意味するということになります。「フコイダン」の効果は、これらの代替療法と決定的に違います。「フコイダン」は、アガリクスなどと同様、正常細胞を強化します。しかし、この作用より効果が期待できるのが、癌細胞に直接働きかけ、癌細胞をアポトーシスすると言う作用が非常に強いということにあるのです。前に述べましたように新生血管抑制作用も癌増殖を強烈に抑える作用があります。更に必須アミノ酸も癌治療においても大きな手助けになります。私は、今考えられる中で、癌治療においてはこれ以上の、理想的な治療法はないと考えます。ちなみに、アガリクスなど、抗癌作用が強いとされているキノコ類に含まれる、免疫力を強める目的で配合されている「レンチナン」と言う物質に、心臓に負担を与えると言う実験結果が、最近の日本癌学会で発表されています。その点、私たち日本人は、長年海藻類を摂取している国民ですし、海藻を摂って副作用らしいものの報告はありませんので、安心して取り入れられると思います。

△ページトップへ

3-7.広がる可能性.

 「フコイダン」の効果においては、まだ解明されていない部分が多く、研究者によってメカニズムの究明が急がれています。同時に、臨床現場に於いては、応用や活用が進められ、臨床数は日に日に増えております。その臨床報告の中には、癌以外の症例も増えており、糖尿病、帯状疱疹ヘルペス、高血圧、慢性肝炎、アトピー性皮膚炎、などに改善の報告があり、それもいずれも早期に改善しています。また、臨床の病気疾患の種類も今後増えるように思われます。「フコイダン」の効果としては、抗腫瘍(抗ガン作用)作用の他に、コレステロ一ル低下作用、血液凝固阻止作用、胃潰瘍治癒促進作用、抗エイズウイルス作用、抗アレルギー作用、肝細胞成長因子(HGF)の産生誘導作用などが立証されています。これらの作用があるということは、まさしくオールラウンドプレーヤーです。私も、癌以外の臨床を始めていますが、驚くような効果が出ております。

△ページトップへ

3-8.目に見えてわかる効果

 この「フコイダン」の飲用を開始された患者さんから、きわめて早い時期に、それもほぽ共通に、次のような報告があります。
疲れにくくなった/朝の目覚めが良くなった/肌の艶が良くなった/食欲が増した/体重が増えた/便の出がよい/便の臭いがなくなった/便が水に浮く/便秘が改善した/便の回数が増えた/冷え性が改善した/むくみが取れた/病変部が痛む/血行がよくなった/血液検査の数値が改善された/肩こりがなくなった等など・・・。

 また、癌患者はほとんどの方が体温は低く、36度以上の方はほとんどおられませんが、これが解消される場合が多いようです。体温が上がるということは、免疫カも上がると考えられます。

△ページトップへ

3-9.まとめ

現在の癌治療と比較しますと

・副作用の心配がない
・身体にメスを入れることがない
・正常細胞にダメージを与えることがない
・入院の必要がない(場合によっては必要なこともあります)
・経済的負担が少ない
・改善後、再発の危険性が低い

などです。なんと言ってもその治療は、治療と言うには程遠く、その人にあった量の「フコイダン」をただ飲むだけですから、デメリットが見当たりません。特に、外科治療もできない、化学療法もできない、放射線治療もできない場合は、選択肢としては、かなり期待が持てます。また、若い女性などの乳癌、子宮癌など、特に出産前でしたら、当然外科手術を受けたくないのは当たり前ですが、このような方に対して、非常に明るい光明となると思います。

次のページへ